サンプル代金は海外では「有料」が普通です。

あるいは取引が成立した段階でサンプル代金を初回の取引金額から差し引くという提案もあります。
その他に運賃がかかりますので、やたらとサンプルを要望するのも考え物です。

取引対象がある程度絞り込まれた段階で「サンプルを送ってもらいたい」 と伝えます。 その際にサンプルに対する条件（無料か有料か・運賃の負担はどちらが負担するのかなど）を確認するのはもちろんの事ですが、 品質検査センターに提出するサンプルなので、発送前に品質検査をした上で発送をしてもらいたいとの旨を伝えます。


何も伝えずにサンプルを要望すると、倉庫の端で寝ていた様なほこりがかぶった商品をサンプルとして送られてくる場合もあります。 これは本当にあった事例です！そんなサンプルにお金を払い、運賃まで負担して本当に腹が立つことでしょう。

またまったく逆の事例で、サンプルは天下一品のものを送って来て、 実際の取引になった場合にはそのサンプルの品質とはあきらかに違っている事例もあります。 エージェントやおかしな輩が取引だけをしたくてサンプルをその国のマーケットで入手して送付してくる例もあります。


サンプル代金や運賃の支払方法は先方の希望する方法によります。 銀行振込みの場合ですと先方も銀行の手数料が高くてその費用も負担して欲しいとの要望がある事もあります。

クレジットカードでの決済ができれば良いのかもしれませんが、最近では「Paypal」という支払う側の手数料が無料というシステムもありますので、先方企業が対応していなかった場合にはこちらから勧めてはいかがでしょう。